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被害を最小限に抑える『津波編』

災害をなくすことはできませんが、被害を抑えることはできます。
そのためには、災害に対する正しい知識を学び、ふだんから対策を考えておくことが重要です。

 

津波の特徴

津波は恐るべき破壊力で人や家屋をのみ込み、すべてを奪い去ります。

★津波は、海が深いほど速く、陸地に近いほど高くなります。
★富山県で想定される津波の特徴は、津波の高さは低く、継続の時間も短いですが、
一方、到達時間は短いと思われます。


津波.jpg ジェット機並みの猛スピード!
  津波が伝わる速さはジェット機並みです。海岸近くでもオリンピックの短距離選手ほどの速さがあります。

 津波の高さは想像以上!
  津波の高さは海岸の地形などに大きく左右されます。たとえ沿岸部で1~2mだったとしても、川を遡上したり陸地をかけのぼるなどして10倍程度の高さになることがあります。

 繰り返し襲ってきます!
  津波は何度も繰り返し襲ってきます。また地上に押し寄せる波だけでなく、海へと引き返す波も大変強力です。必ずしも1回目の津波が最大であるとは限らないので、警報・注意報が解除されるまで海岸に近づいてはいけません。

 危険なのは沿岸部だけではない!
  津波は川を遡上します。河川流域でも十分な警戒が必要です。

 

津波の来襲を想像してみましょう

 地震は日中に起こるとは限りません。夜間に発生したとき暗い中、家から脱出できる
考えてみましょう。
 また、地震発生から何分後に津波が来襲するかわかりません。どう対応できるのか
具体的に想像してみましょう。

 

家族会議で話し合い

 津波が発生したとき、どこに避難し、どう連絡を取り合うのか、家族で事前に話し合って
おきましょう。
 指定の避難場所や避難ビルが近くに存在するのか、避難場所がない場合はどこに
逃げるのか、そこに到達するためのルートは複数確保できるかなども共通認識をもって
おきましょう。

 

避難訓練への参加

 地域の防災訓練や避難訓練に参加し、避難ルートや避難にかかる時間などを確認して
おきましょう。