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発災時に生命を守る『津波編』
災害発生時に適切な行動をとることができれば、生命を維持する確率は高まります。いざというときの危険回避の具体的な方法を覚え、わが身と家族の生命を守りましょう。
「とにかく逃げる!」
津波から命を守るには〝逃げる〟しかありません。
自らが率先して、できるだけ内陸部又はできるだけ高い所へ避難します。
場合によっては一秒を争うだけに、「自分の命は自分でしか守れない」ことを認識しましょう。
避難のポイント
①すぐに避難しましょう。
○声を掛け合って、すぐ避難し始める「率先避難者」になりましょう。
○車での避難は、交通渋滞を引き起こし、逃げ遅れることがあります。
徒歩での避難に心がけましょう。
○安全な場所まで行くのが困難なときは、「遠く」よりも「高い」場所へ逃げ込むようにしましょう。
ただ、その場合、できるだけ海岸から離れることが賢明です。
②安全な場所に避難してから情報収集しましょう。
情報を待っていると逃げ遅れることがあります。
防災行政無線、ラジオ、テレビ、携帯電話などを活用して、安全な場所で正しい情報を
入手しましょう
③海岸や河川には近づかないようにしましょう。
津波は繰り返し襲ってきます。
津波警報・注意報が解除されるまで、海岸や河川に近づくのはやめましょう。