住宅用火災警報器の維持管理について
住宅用火災警報器の点検やお手入れをしましょう!!
せっかくの住宅用火災警報器が、火災の際作動しない!?
平成16年(2004年)に消防法が改正され、全国一律に住宅用火災警報器を設置し維持することが義務付けられました。これについて射水市でも火災予防条例の規定によって新築住宅及び既存住宅すべての住宅について、平成20年(2008年)から設置が義務化されました。
この義務化から10年以上が経過している現在、初期に設置された警報器の中には、劣化や電池切れが生じている可能性があります。また最近設置された警報器でも、正常に感知しない可能性があります。
せっかく取り付けた住宅用火災警報器も、いざという時に正常に機能しなければ意味がありません。日頃の維持管理が大切です。
火災が発生した場合、きちんと住宅用火災警報器が作動できるよう日頃から点検とお手入れ(掃除)をしておきましょう。
お手入れはしていますか?
警報器はホコリなどが付くと感知しづらくなります。1年に1回程度布等で乾拭きをしてください。お手入れの際には次のことに注意してください。故障の原因になります。
・有機溶剤(ベンジン、シンナー等)を使用しない。
・水洗いはしない。
・煙流入口を塞いだり、傷つけない。
作動確認をしましょう!!
警報器の作動確認は春秋の火災予防運動の時期に行うなど、定期的に実施してください。
警報器のボタンを押す(紐を引くタイプもあります。)とテスト音や正常をお知らせするメッセージが鳴ります。
※詳しくは製品の取扱説明書をご覧ください。
警報音が鳴らない場合は、「電池切れ」または「機器本体の故障」です。「電池の寿命が近づいた時」は音声でお知らせするか、ピッピッピッなどの音が鳴ります。電池の寿命は機種によって異なりますので本体裏側の表示で確認するか、製品の取扱説明書をご覧ください。
住宅用火災警報器は10年を目安に交換をおすすめします!!
警報器は古くなると電子部品の寿命や電池切れなどで、火災を感知しなくなることがあるため、10年を目安に交換をおすすめします。
設置年数の確認方法
・設置した際に記入した設置年月日を確認する
・記載がない場合は、製造年でおおよその設置時期を確認する
なお、警報器は「乾電池タイプ」もありますが、「専用電池タイプ」の場合もあり、「専用電池」の場合メーカーから入手は可能ですが、手間や値段がかかったり、電池を交換しても他部品の劣化が考えられるため本体の交換をおすすめします。
住宅用火災警報器の設置については、「住宅用火災警報器の設置について」のページをご覧ください。