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火災時の初期消火

空気を遮断し延焼防止を

 火災を発見したとき、大切なのは「119番通報」「消火器による初期消火」「避難」です。中でも初期消火は水や布団、シーツなど身近にあるものも使えます。いざというとき、火災の被害を最小限に抑えるためにも頭に入れておきましょう。
 火災を発見したら家族や隣人に伝え、すぐに119番通報をして初期消火に取り掛ってください。
 こんろや油の入った鍋は、ぬらしたタオルやシーツをかぶせてガスの元栓を締める。水は撥ねるので厳禁です。最近は、一定の温度に達すると自動で火が消えるタイプが多いですが、過信せず、火を使っているときはその場を離れないでください。
 ものが燃えるのは酸素があるから。消火のときは『空気を遮断する』ことがポイントです。こんろなら、ふたをするのも効果的。延焼を食い止めるためにも、逃げるときは、燃えている部屋のドアや窓を閉めていくのが肝心です。
 避難するタイミングは、天井まで火が上がったとき。煙は上から徐々に下りてきます。有毒ガスを吸わないよう、ぬらしたハンカチなどで口を押さえ、姿勢を低くして移動しましょう。

<初期消火のポイント>

▼油の入った鍋やこんろ…水を絶対にかけない。消火器で消す、ぬらしたシーツやタオルで全体を覆う、ふたをしてからガスの元栓を締める。

▼カーテンやふすま、障子…水か消火器を使う。もしくは火が天井に届かないようにレールから引きちぎる、けり倒す。

▼洋服…水をかぶるか、転げ回る。

▼石油ストーブ…毛布などをかぶせ、上から一気に水をかける。消火器でもよい。

▼電気製品…コンセントを抜き、ブレーカーを落としてから消火器、水で消火する。

▼たばこ…火種が見えにくいので、広範囲に消火器や水をかけて消火する。

 

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